「それは、普通に人間界て働けっていったらありさは、おとなしく従うと思
う。でも、俺はありさのことは判ってるつもりだけど、じつは影で
ストレスたまったりするかもしれないから、人間界に合うのかテストして、
大丈夫そうだったら、人間界で働くことを頼もうと思ったわけ。」
...なるほど。
「人間界でイケメンボーイフレンドがいるし、結構都合いいんじゃない?
人間界て働くならこのまま高校通ってもいいよ?」
何て言って不適にユメノが笑った。いたずらっ子のような笑顔だ。
でも、確かに。このまま高校通えなかったら、原田真広に会えなくていやだ
し。
「人間界で、働くよ。」