「なるほどー...だからあんたらそんな仲良い...」 そう言いかけてエルが思い出したようにはっとした表情になった。 「ってベルギーのせいで話がそれたわ!私はあんたを...」 カツカツカツ... ザッサッザッ... そう言いかけた時、後ろから複数の足音が聞こえた。 見たことのある顔ばかりで、思わず息を飲む。 菫に...癒樹。 「そこまでにしなさい、エル。」 突然後ろから声がして、周りの人が道を開ける。 そこから出てきた人はー...。