「な...んで避けないの?」



避けないで攻撃を全部受けた私に女の子は驚いてるみたい。

それはそうたよね。前までは避けれる攻撃だったのに。



でも私は...闘いたく...ないや。

原田真広と喧嘩して、心がえぐられたような感覚になって。



私が、傷つけたのに。私は傷付くはずないのに。






「いやだ...。」




「え?」




「彼女が居るなんて...嫌。」




「はぁ?」