目の前でニコニコ笑う、女の子。


まつげが長くて、女の子らしいワンピース。顔もお人形

みたいに整っている。

だけど、その服装とは正反対のベリーショートへアーの女の子だ。



ポカンとする私に向かって女の子は手をあげて...



「では、早速...」


そう呟いた瞬間体に衝撃が走った。






「...くっ...なに...こ...れ...」





全身がビリビリして...あたまがとにかく痛い。

これは...電気の魔法だ。



だからこの女の子は、電気の魔女か。