とりあえず自己紹介してみる。
ちなみに、中原って名字はある人が考えてくれた。
魔法界には名字なんてものはないから人間界に馴染みやすいようなよくある名
字にしたんだって。
「ん...」
隣の席の男の子が顔を上げた。思わず声が出そうになった。
ビックリした。隣の男の子の顔がとてもきれいだったから。
こんなきれいな顔始めてみたかもしれないな。
魔法界には美形が多いけど、こんなにきれいな顔をした人はそうそういない
よ。
きれいな二重、通った鼻、形のいいうすい唇、透き通ったきれいな肌。
さらさらな茶色の髪の毛。
彼は私顔を少しみて、なにも言わずにまた机に突っ伏して寝てしまった。
えーっ...無視!?感じ悪っ!
なんかショック...


