えへへと照れた感じに笑うゆき。
「岡野さんも河合さんもよろしくね」
くるっとこっちを向いて宮田くんは微笑んだ。
すごいさわやか……。
そう思った瞬間、宮田くんとばっちり目があった。
彼は少しわたしに歩み寄って、笑いかけてくる。
「……岡野さん浴衣めっちゃかわいい」
「……は!?」
わたしの目の前に来て一言。
いやいや意味分かんないから!
「須賀みたいなお団子はよく学校でも見るから何も思わないんだけどさ。
そういうところでって浴衣ならではじゃん?
水玉も岡野さんの雰囲気にあってるし」
わたしがお団子した耳の下を指さしながら言う彼。
慣れない褒められ方に、つい顔が赤くなる。

