「ごめん、トイレ!」 「え、ちょ……サンデー来たらどうすんの!? 溶けるよ!?」 「2人で食べちゃっていいから!」 そう言い捨てて、席を立った。 「……副店長!」 わたしが向かったのは、裏へと通じる通路。 ここに来るのも何年ぶりだろう。 副店長はわたしの呼び掛けに応じて、ゆっくり振り返ってくれた。 「彩奈ちゃん。久しぶりだね、こんなとこ来るの」 本当は立ち入り禁止なんだぞ? と優しく笑ってくれる副店長。 さっきの笑顔とはまるで違う。