*** 頭がすごくぽわぽわとする。 お昼寝から目覚めたような、そんな感覚にあたしは陥っている。 ……ん?お昼寝? 勢いよくあたしは身体を起こす。 隣には既に平塚先生の姿はなく、時計の針はもう三時を過ぎていた。 「あたし……寝てたの?」 確かあたしは平塚先生に引き寄せられて、そのままベッドに倒れ込んで、心地よくなって……。そこから先の記憶がない。