「ねぇ、ほんとに家まで送ってくれなくても大丈夫だよ?」 返事がない。 しばらく沈黙しながら家の少し手前まで来た。 「あ、うちあそこ」 指をさす。 その時 「じゃあ、いってきまーす」 お姉ちゃんが家から出てきた。 「あ、柚香おかえり。…って、え?」 その瞬間 「おかーさーん!!柚香がーっっ!!」 転がるように家に戻った。