「ちっ、違うよ!!からかわないで!!!」 顔から湯気が出そう。 真剣な顔でそんなこと言うから、心臓がバクバクする。 「私は、高遠くんが来てくれてよかった。目の前で高遠くんのスパイクを見ることが出来て、毎日夢みたいなんだよ」 ほんとうに夢のようなんだよ。 私の目の前であなたが跳ぶ。 まるでスローモーションのように。 眩しくて目を細めずにはいられない。 「先輩、何も考えずに言ってんなら、罪重いよ」 「え、何?」