どんなにスカートが冷たく濡れても、そんなことはどうでもよかった。 陸の顔が見たくて…それだけ思って。 すると、そこへ車がブレーキをかける音がしてドアが開き ───タンッタンッ… こっちに近づいてくる足音が聞こえてきた。 もしかして 陸が帰って来たの? そう思ったと同時に俯いていた顔がパッとあげた。