「どうしたの?ボーッとしちゃって…」 「なんでもないよ」 そう言っても、あたしの顔をしつこく覗き込んでくるミナミ。 「なにがなんでもないよ!顔を見たらすぐにわかる。愛理、めちゃめちゃ瞼が腫れてるじゃない」 やっぱりダメか……。 ミナミに、すぐにバレちゃった。 「昨日、泣けるDVD見ちゃってさ~!あはっ」 「なにがあったかは詳しく聞かないけど、準備はわたしがしておくから、愛理は顔洗っておいで!」 「……ミナミ」