…なんて思うわけないじゃん?

「自分がやったことは自分に返ってくる、こんなの社会の常識だろーが。甘ったれてんじゃねーぞ。じゃあね、クソ女。」

そう言ってほんとにその場を立ち去った。

てゆーか、蓮たちにバッチリ見られたな~これ。

物陰から今か今かと飛び出そうとしてたもん、隼人が。笑

ガッチリ類に押さえられてたから無理だったけど。

いや~、楽しかった楽しかった。

女って男が絡むと豹変するから嫌なんだよね。

表面だけ仮面かぶってニコニコしてるけど仮面を取ればいっつもこう。

月兄と星のおかげでかなり耐性ついたからこんな物へっちゃらだけど、ありもしないこと言われたりするとうちも人間だし腹立つもんは腹立つ。

そんなことを考えながら涼のもとへ行き証拠を渡した。

「どうするかは涼の自由。厳重な処分でも退学でも何でもしていいよ。それじゃ。」

涼に色々聞かれるのはめんどくさいのでさっさと退散。

屋上に行ってみると涼のところに行ってる間に蓮たちは戻ってきてたみたいだ。

「ただいま~。」

隼「ず、随分と長いトイレだったな?クソしてたのか、クソ。」

きったないな、隼人。