夢としばらく話していると



「君が中村夏さんですか?」


声がする方に振り向くと
どっかで見た奴が立っていた。


「そうだけど。なに?」


「僕は隣のクラスの松山直樹」


あ。入園式の新入生代表の奴だ。


でも何の用?


「で?」



「君、順位表見たの?」


「見たけど。それが?」


「あなたが学年1位で、僕は学年2位でした」


何なんだよ。意味わからない。


「だからなに?」


「僕は小学生からずっと学年1位でした。僕を越えた方は、あなたが初めてです。」


「はあ...」


「ただあなたの顔を見ておきたかったので。」