【徳川悠真】



「ひっっ!!!」



誰……???


「良く寝とったなぁ~
丸々二日間だぞ!!!」



え…



「えええええええーーーーー!!!!!」

バシッ

「うるさい!!!」

「痛ぁーーい!!!」



「ハッハッハッ 元気そうだな!?」



開いた襖の方から、知った声が聞こえた


「桂!!!」


「さんをつけろ!!バカ女!!」


「高杉いいんだ
俺たちは、友なのだから!な?悠真」


「うん!!!」


「因みに、お前が道端で倒れているところにたまたま出会して、拾った」


「石ころみたいに言わないでよ」


「新選組にもしばらく預かると伝えた」


「本当に…お節介ですね」



まぁ 知ってたけど……

私の刀好きに負けない

敵である新選組に、2度も行くなんて

命知らずもいいとこだわ

桂のお節介も病並みね