3年に上がり、クラス替えがあった。 「怜今来たのか?」 掲示されているクラス表を見ようと人混みの後ろにいると声をかけられた。 「おー、隼人か」 こいつは隼人、俺と同じ龍に所属している。 一番の親友だ。 「俺が見てやる。どうせお前の背じゃ見えないだろ」 「るっせー」 そう言って二人で笑った。 「クラス一緒だ」そう言って教室へと行った。