銀髪姫の恋物語〜やっと掴んだ幸せ〜

「わかりました。始まるのは何時ですか?」


そう聞くと、2人はなぜか苦笑いで。


「もうすぐです」
「もうすぐっす」


そう答えた。


…って、もうすぐ?!


有り得ない!!


さっき聞いたばかりですぐにとか!


もうそんなことを言ってる場合じゃない!


早く準備しないとやばいんじゃ?!


「夕凪さん、これ渡しときますね。私たちはもう舞台に上がらないといけないので」


「順番は最後っす」


「「目指せ優勝ですよ」」


2人はそういうと、控え室から出て行ってしまった。


私の手の中には、委員長さんから渡された黒髪のはウィッグと数字が彫られているバッチ。


…さっき突然言ったのにもう用意されてるなんて。


いつの間に用意したんだろうか。


まぁ、今は気にしてるヒマはない。


早く準備をしないと。


他の出場者がいないってことは、もう体育館に行ったってことだし。


腰まである銀髪を慣れた手つきで三つ編みにしていく。


三つ編みにした髪をウィッグの中に入れていれる。


鏡で銀髪が見えていないかチェックする。