銀髪姫の恋物語〜やっと掴んだ幸せ〜

「で、史音は…。史音も受かったみたいだな」


「当たり前ですよ。俺と依亜ですもん。…と言いたいところですが、努力は実を結ぶってことです」


努力は実を結ぶ。


うん、そうだね。


この日のために私たちはたくさん勉強したんだから。


「そうだな。さてと、俺は先に家に帰ってるぞ」


「え?一緒に帰らないの?」


一緒に帰る気でいたよ?


「あいつらに報告しに行かなくていいのか?」


「「あっ」」


「依亜はともかく史音まで忘れてるとは…」


あははは〜っ。


「…意外と浮かれているのかもしれません」


口元を隠して、不意打ちでそんなこと言うじゃん?


もうね、ズキュンものですよ。


「…なんか最近不意打ちに磨きがかかってないか?」


「だよね?もう不意打ちですごいこと言うから心臓が持たないよ」


しかも自覚なしだからね?


付き合う前のかわい〜史音もヤバかったけど、これはこれでヤバいのですよ。