受験から2週間。
今日は合格発表の日。
永宮大学は掲示板に掲載されるから、それを史音と見に行くことになってる。
史音がくるまであと少し。
いろんな意味から落ち着こうと仕事をしてるけど…。
ダメだっ!!
気になりすぎて仕事が進まない!!
「珍しいな。依亜の仕事の手が進まないなんて」
「お兄ちゃん?!」
なんでここに?
確か今はオーストラリアに出張中じゃ…。
「どうしてここに?出張は?」
「父さんから依亜が今日合格発表って聞いてな。ダッシュで終わらせてきた」
ははっと笑ってるけど…確か出張は3日前から1週間のはず。
3日で終わらせるなんて…。
絶対に大変だったはずだ。
俯いていると、ポンっと頭に優しい手が乗せられた。
「お兄ちゃん…?」
「大丈夫だ。それにな、妹の大事な時にそばにいられないなんて嫌だからな」
お兄ちゃん…。
ニコリと笑うお兄ちゃんに、私も笑い返す。
今日は合格発表の日。
永宮大学は掲示板に掲載されるから、それを史音と見に行くことになってる。
史音がくるまであと少し。
いろんな意味から落ち着こうと仕事をしてるけど…。
ダメだっ!!
気になりすぎて仕事が進まない!!
「珍しいな。依亜の仕事の手が進まないなんて」
「お兄ちゃん?!」
なんでここに?
確か今はオーストラリアに出張中じゃ…。
「どうしてここに?出張は?」
「父さんから依亜が今日合格発表って聞いてな。ダッシュで終わらせてきた」
ははっと笑ってるけど…確か出張は3日前から1週間のはず。
3日で終わらせるなんて…。
絶対に大変だったはずだ。
俯いていると、ポンっと頭に優しい手が乗せられた。
「お兄ちゃん…?」
「大丈夫だ。それにな、妹の大事な時にそばにいられないなんて嫌だからな」
お兄ちゃん…。
ニコリと笑うお兄ちゃんに、私も笑い返す。