帰り道は、ほぼ無言だった。でも、手は繋がれていた。気まずい空気の中、2人は家に着いた。 「わあー、私の部屋の物全部ある!いつの間に!?……あれ?」 「こっちに2人用のダブルベッドがある。」 「何で!?」 「……」 「無視された。」 その後、部屋の様子を見て回っていたら、いつの間にか6時を過ぎ、外は暗くなり始めていた。