けだるそうに私たちの前に立つと、 「佐伯湊(さえき みなと)。よろしく。」 悠真 「こいつは副長だからなっ」 たったそれだけのあいさつだったけど、 佐伯先輩の声は心地よい低音で、 思わず聞き入ってしまった。 湊「ちょっとこいつ借りるな」 また心地いい声が聞こえたとおもったら、 グイッ 佐伯先輩に腕を引っ張られた。 翼「えっ!?」 そしてそのまま食堂の外へ連れて行かれた_____