一瞬追いかけるのをためらった。 追いかけてどうする? 声掛けてどうする? なんでこんなのアイツが気になる?? そんなことを考えながら足は早足になっていた。 もう彼女の姿は見えなかったが,俺の脚は前へ前へ・・・・ だって行き先は分かっているから・・・