俺は彼女を庭の芝生の上に乗せると,あぐらをかいてすわりこみ,空を眺めた。 あの子は・・・・なんでブランコをこいでいたんだろうか。 ブランコ愛好家か何かか?? でも,それにしてはブランコには・・・・そんなに興味はなさそうに見えた。 それよりも漕ぐことに一生懸命で・・・・ 空をずっと見つめていた。 「わかんねー・・・・・。」 俺にはさっぱりわからない。 関係ないけど・・・・ なぜだか気になる。