幼いころから『コイツ』と付き合ってきた。 こいつが彼女なら・・・・・ 俺はただの片思いってことか。 「・・・・・なに考えてんの俺!ダサ!!」 あまりにキザな考えに恥ずかしくなった。 兄貴たちのせいだ!! 生暖かい風が髪を揺らす。 あの子は・・・・ 彼女はまた・・・・ ブランコをこいでいるのだろうか。 このきれいな星空を眺めながら。