でも,俺はまだその悲しさに気が付いてやれなかった。

明らかに,その背中は語っていたのに,俺は少しも・・・・

それほど俺は小さい人間だったんだ。

お前の心の中には,どれだけ複雑で,どれだけ冷たい風が通っていたのか・・・・


どうしてブランコをこぎ続けていたのか・・・・



気づこうともしなかったのかもしれないな。



お前との初めての会話が最悪すぎて・・・



ただただムカツいていて仕方なかったんだもんな。











そう思わせるほど俺を成長させたのはお前なんだよ。