ブランコをこいでいたのは、昨日の少女だった。 あの制服は・・・・ やっぱり佐藤と同じ高校か。 少女は空を見て,ひたすら大きくブランコをこいでいる。 「・・・・・。」 気がつくと、俺は公園の中に入って,ベンチに腰掛けて少女を見ていた。 少女はおれに気が付いていない。 俺はひたすら少女を観察していた。