「来ました!数は4体!」

「撃てー!」

戦艦紀伊と近江の攻撃で全滅させる。ラストの様子を見た尾張の乗組員たちが空操禁書はまだ現れないのかと話している。

「この辺のラストは討伐し終えたわね……駿河と尾張は他のところに行くから紀伊と近江はここにいててー」

駿河の艦長、川崎 駿河(かわさき するが)は無線を使わずメガホンで伝える。

「無線を使ってください!これじゃ空操禁書に分かってしまうじゃないですか!」

注意された駿河は、別に空操禁書いないしいいじゃないと言う。その様子を見ていた紀伊の艦長、木原 和歌(きはら わか)は何回言ったら治るんだろうとあきれていた。
駿河と尾張がここから離れていく。ちょうどその頃に、空操禁書が現れた。

「上空から来たか……」

尾張の艦長、春日井 梨江(かすがい りえ)は紀伊達のところへ向かう。今度は駿河も暗号機を使い伝達する。

「クリスタル島を荒らしよって……沈めてやる……」

長い髪の少女が本を開いた。