「ゆ、由梨奈ちゃん…」

早く教室に戻りたいわたし…

今でも3年生の先輩たちの視線が…


お昼休みということもあってか廊下は3年生ばかり…

そんな中に1年生であるわたしたちがいるという状態…


「うーん、三上先輩いないなぁ」

まったくわたしの話を聞いていない由梨奈ちゃん…


「ゆ、由梨奈ちゃん…もう今日は諦めて…」

教室に戻ろうと提案しようとしたら


「あー!三上先輩いた!」

「えっ…ゆ、由梨奈ちゃん!?」


三上先輩を見つけたとたん
わたしを置き去りにして三上先輩に駆け寄る由梨奈ちゃん

そんな由梨奈ちゃんを必死に追いかけるわたし