「ご、ごめんなさい…っ…」


わたしは一言残して先輩の掴む手を振りほどいてその場をあとにした…


ただ…このまま教室に戻っても授業を受けれる状態じゃないわたしは…


走って屋上に向かった…


屋上に向かっている途中で2時間目の始まりを合図するチャイムが鳴っていた


授業をサボってしまった…


けれど今は授業をサボったことよりも…


「っ…ぐすっ…」

なんでわたしはこんなに泣いてるのか…

それのほうが知りたいよ…