ダメ、ダメ~、しっかりするのよ…私!!


「俺の女になってくれるよね?」


また、またこの輝かしい笑顔…


甘い匂いとイケメンの顔にノックアウト寸前だったけど、


一生懸命、力を振り絞るように、首を横に振って答えた。


しかし、男はさらに笑みを浮かべたかと思うと……


「俺の事を好きになる魔法をかけるしかないか。」


魔法!?魔法って何!?

しかし、体がすでにいう事をきいてくれない状態で、
逃げる事ができずにいると……