僕ら同じ空の下。【短編】


始まった高校生活。

想像してたよりも刺激的で毎日楽しかった。
商業系の学校だったから1日
数字とにらめっこしてた。

友達と笑いあって、泣きあって、
助け合って。

目が回るくらい忙しかった。


それでも、一息つく時間ができると
先生の事を思い出していた。

結局先生は転勤してしまったらしい。

だから私は中学校に行く理由がなく
友達に誘われても行かなかった。

行くと先生との会話や出来事を
思い出してしまうから。


今どこにいるんだろう。
何してるんだろう。
大切な人はできたのかな?


頭の中は先生でいっぱいになると
自覚する事があった。私はまだ、
先生のことが好きなんだなぁって。

同じ空の下でどこかで先生が
頑張ってるなら私も頑張らなきゃ。

高校生になっても先生への気持ちは
変わらなかった。