僕ら同じ空の下。【短編】

読み終わった後、
涙が溢れて止まらなかった。

私の気持ちにありがとうと思ってくれた
先生が急に恋しくなった。


その手紙をもらって数日。
私は抜け殻のように春休みを過ごした。

もう会えない先生の姿を思い出しては
1人泣いていた。

好きだった先生の声。
先生の笑顔。
先生のスーツ姿。

どれももう私は見ることは出来ない。
1日中そんなことを考えていた。


人を好きになるっていうのは
こんなに辛いことなんだ。
そしてそれが先生だとなおさら。


メアドくらい教えてもらえば良かった。


もう私と先生を繋ぐものは何も無い。
あるのはお互いの手紙だけ。

前に進まなきゃいけない。
変わらなきゃいけない。

結局私は春休みが終わる最後の日まで
こんなことを考えていた。