「ああ!そうだよ!おかゆ作ろうとして失敗したんだよ!!笑うなら笑え!したかないだろ、作ったことなんかないんだから!」
もうヤケになって叫びながら、恥ずかしさに顔が火照る。
しかも何人前だよ、っていうくらい量が多い。
「無理して食わなくていい!あたしが全部──」
「わぁ!水澤さん、ストップストップ!」
サイドテーブルに置いた鍋に手をかけたあたしの腕を、小鳥遊は掴んだ。
「俺なんにも言ってないって。ね、座って」
少し意地悪な笑顔を浮かべ、小鳥遊はあたしを椅子に座らせた。
そして謎の液体に手を付ける。
「……なんていうか、うまさ控えめだね」

