君に奇跡が起きますように



「ごめん、水澤さん……。迷惑、かけて」
「あ?んなことねーよ。そんなこといったらあたしの方が迷惑かけてるだろうが」


そう返すと、小鳥遊は力なく笑った。


「本当、水澤さんってイケメンだよね」
「まあな。なんか飲んだ方がいい。お茶とリンゴジュースあるけど」
「リンゴジュース……」


廊下に放置してあるビニール袋から、パックのリンゴジュースを取り出し、小鳥遊に渡す。


「大人しくしてろよ」

「うん……」


さて。おかゆとか作ったことないぞ、あたし。

大丈夫か?


……やるしかない、か!