君に奇跡が起きますように



こてん、と首を傾げてあたしを見上げてくる小鳥遊の顔を見て、


「あれ……?」


と声を上げた。

自分が何を言おうとしていたのか、理解して顔が真っ赤になった。


「と!とにかく!着替えてくるから‼︎」


あたしは投げやりにそう言い、逃げるようにその場から去った。


何で、こんなこと言おうとしたんだ。


だって、あたしがいるじゃん。なんて。