君に奇跡が起きますように



というか、大我にボコボコにされなくてよかった。あばらの2、3本は折れてしまいそうだ。


大我……。大我、か。


「どーしたもんかなぁ……」


あたしは深くため息をこぼす。

大我の気持ちを知ってしまった今、この性格のあたしのことだから普段通りにはいられない。

しかも、小鳥遊を理不尽な理由で殴ったことも気に入らない。


話をつけるしか、ないのかもしれない。

とりあえず着替えよう、と思った。

もう7時になるし、あたしだって一応女なのでいつまでも小鳥遊にジャージ姿を晒すのは抵抗がある。


確か、ワイシャツと靴下は洗濯してくれてあったよな……。