「最近、素直になったね。」
「別に。変わってねーよ。」
「はいはい。」
あたしが横にいる葵を見ると
葵は照れ臭そうに目をそらした。
そのまま黙って
葵はラインを引いていく。
やっぱり素直じゃない。
「ひなた。」
「ん⁇」
今度は葵が思い出したように
あたしの名前を呼んだ。
「腹減った。」
「ははは♪なんかと思った。」
「死ぬ。」
「学校終わったら、
亮平たちも一緒になんか食べに行く⁇」
「…。」
ー⁇ー
あたしが問いかけると
葵は黙って口を開かなかった。
なんか悪い事言っちゃったかな…。
機嫌悪くなった⁇
つられてあたしも黙ってしまう。
「いや。お前とでいーや。」
「…‼︎」
いきなり口を開いた
葵の言葉にあたしは驚いた。
「2人ってこと…⁇」
「嫌ならいーけど。」
「ううん。行こっか。」
「そ。」
びっくりしたけど、
誘ってくれた事が
不思議なくらい嬉しかった。
遠回しな言い方だったけど…
あたしも素直に
行きたいって思った。

