「……邪魔」 女子達を睨みつける。 もともと目つきの悪い私の睨みは、小早川曰く“誰かを殺ったことのある目”らしい。 女子達が怯んだ隙にその場から離れた。 「否定しないんだね!」 「お前は人殺しだ!」 口々に言う女子達を無視して教室に入った。