「……ん…んんっ!」
それは長くてちょっと強引。突然すぎてパニックだし熱のせいで頭がボーっとする。
なに、なんなの。
ってかドキドキしすぎて心臓壊れそうなんですけど!どうしたらいいの?
やっと晴人の唇が離れると晴人はじっと私を見つめた。
「つーか力入りすぎ。あとバタバタすんな」
晴人の痛くないデコピンで私はやっと我に返った。
「…な、な、なんなの。急に」
「急にじゃなくていつするの?」
「だってはじめてじゃん…」
「嫌なの?」
「嫌……じゃないです」
だって、だって今までするタイミングはいっぱいあったけどしてこなかったじゃん。
今日こそ来るかも!って時も「なんか虫ついてる」とか言って全然そんな素振り見せないし。



