南くんこそ、ちょっとでもよそ見したら許さないから。

確かに私より可愛い子も、綺麗な子も……

魅力的な子はたくさんいるだろうけど。


その中でも、南くんの1番でいられるように、ちゃんと努力は惜しまないから!!

だから、南くんも絶対…よそ見なんて



「あ……三浦 冬馬だ。」


「うぇえ!?…ど、どこ!?!三浦 冬馬どこ?」




————グイッ


「っ!!?」



———チュッ


「〜〜っ///」


南くんがいきなり、俳優の三浦 冬馬がいるなんて言うから…思わず身を乗り出して教室の外を覗こうとした私は


まんまと、捕まり抱きすくめられ…


「よそ見すんなって言ったじゃん。」


不機嫌なキス魔 南くんから6回目のキスをお見舞いされてしまった。


「っ…い、今のは南くんが!!」


「うるさい。言い訳禁止。」


何なの??何でこんなかっこいいの?!


俳優にまで対抗意識って…私 すごい愛されてるんじゃ…なんて自惚れてしまう私をどうかお許しください。

あー!もう、ドキドキしすぎて死にそうなんですけど!!!