あの後、初めてのおつかいを済ませた私はお茶とお釣りを南くんへ渡すべく南くんの席へ。


結局、数回断ってはみたもののお釣りはあげる…って言われちゃって。


南くんにもらったお金なんて使えるわけないじゃん!!!

ってことで、とりあえずポケットティッシュを取り出してお釣りを包んでお財布に入れたなう。


「さっきの、おつかいじゃなくてパシリだよ?」


ドーーーーンッ


「お、おつかいだもん。」


茉央ちゃんの投下した爆弾に、心臓をえぐられつつも、あくまでもあれはおつかいだもん!と強く対抗。


「ふぅ〜ん、まぁ佑麻ちゃんがいいならいいんだけどね?」


そう言うとスマホへと視線を下げてしまった茉央ちゃん。