わわわ!南くんから声かけてくれるなんて滅多にないよ?よよよ?


そう、ちなみに南くん…私のこと名前呼びなんです!もう、呼ばれるたびに失神寸前。


「どうしたの?南くんっ!」


光の速さで南くんの席へと向かった私に南くんは


「…お茶、買って来て。」


”佑麻の分も買っていいから。”そう言って500円玉を差し出した。


「……よ、喜んで!!」



南くんのお茶を買いに行けるなんて!
おっつか〜い♩おっつか〜い♩嬉しいなぁ♩



「ほんと、好きだね。」

「……。」


宮坂くんの言葉に無言の南くん。


「…うん、南くん大好き!」


当たり前でしょ?とでも言うように言葉を発した私を南くんは机に頬杖をつきながらただ黙って見ていて、


南くんと私を交互に見て、宮坂くんはクスッと笑った。