金「めいも白血病の患者と関わってきただろ??白血病の治療っていろいろと辛いよな。俺、お前のことちゃんと支えるから。お前が逃げそうになっても俺が引き戻すから。頼むから、自分が死んでいいなんて思わないでほしい…。一緒に頑張ってみないか?」

いっつも強気で怖い先生が、優しい眼差しで目を見て話してくれた。

私、もう誰からも必要とされてない人間だと思ってたから…こんなこと言われるの慣れてなくて…単純に私の存在価値を認めてくれる先生の言葉がすごい嬉しく感じる…。

先生なら信頼できるかな…
もう諦めてた命だけど、やっぱり死ぬのは怖いって実はずっと思ってた。

まだ私だってもっともっと生きたい…。

頑張ってみようかな

め「…わがままで泣き虫で痛いことと治療が大っ嫌いな私ですが…こんな私を見捨てないでほしいです。…少し頑張ってみようと思います…」

そう言うと、滅多に見せない優しい笑顔で頭をわしゃわしゃと撫でてくれる先生

本当にこんなに穏やかで優しい先生初めてみたよ…