思わず勢いで花蓮を倉庫に連れてきちまった。
けど…


さすが元姫というべきか、
あいつはどこか堂々としていて目がキラキラと
輝いていた。


そして俺は
「姫にはならないよ」キッパリと言われた。


下っ端たちの刺すような視線をなんとか
すり抜けて幹部室へ来た。


入ってみたら俺がいない間に随分と
散らかしてくれたもんだな。


あとでシメてやる。