「花蓮、もうちょっと…もうちょっとだけ このまんまでもいいか?」 このまんまっていうのはつまり 抱きしめたまんまってこと。 「うん。いいよ。」 バクバク言ってる心臓がうるさくて 颯まで聞こえちゃわないか心配だけど、 せっかく颯が話そうとしてくれてるんだ。 私だってちゃんと聞かなくちゃ。 「あのさ…本当にごめん。 俺言ってなかったけど、実は────────