真実~闇に染められたココロ~


あぁ、私はいつの間にこんなにも颯の事を
信用しようとしちゃってたんだろう。


「ねぇ颯、信じて…いいの?」


寝てる颯にそっと言った。


信じていいの?なんて、聞くだけ
無駄なのにね。


───────まさかこの時この言葉を
颯が聞いていたなんて
私は思いもしなかった