「はっ!」 目の前には大量の資料と棚。 ほこりっぽい匂い。 「花蓮。お前なんの夢みてたんだよ? ずっとうなされてたけど…」 目の前には…どアップ。 颯の。 「うっうわぁぁぁぁ‼︎‼︎なんでいんの⁉︎」 思わず飛び起きて距離をとる。 「なんでって…俺の方が聞きたいんだけど、 朝お前の教室行ってもいないし ここ来てお前いたと思ったら 寝てるしうなされてるし 泣いてるし…」