「なぁ、俺まだお前に言えてねぇ 事あるんだよ。」 「うん。」 そうだね。私が姫だった事は知ってるくせに。 私は颯のクラスと名前しか 知らないもの。 「でも、今はいいよ。」 そう。今はまだ知らなくていい。 私はダテに暴走族の姫やってきたん じゃないのよ。 颯がこっち側の人間だって事くらい 一目見てすぐにわかったわよ。 さすがに青龍だとは思わなかったけど笑 それから何かを抱えてるって事もね。 「そっか…」 颯はそっと呟いた。