「俺、アイツぜってぇオトす! 本気で惚れさせる! 俺に暴言吐いたこと、後悔させてやるよ!!」 久々に、つーか初めてこんなスイッチが入った気がした。 賢は「お、おぉ…頑張れ」と、圧倒された様子で答えていた。 言われっぱなしは性に合わない。 「覚悟しとけよ──」