十字架学園


その後授業が始まった。


今日の日程は1時間目から社会、理科、国語、数学で午後からは魔法演習らしい。


学校には行ったことないが、それなりに勉強はできる。


組織にいるときにやらされたから。


とりあえず午前中はしのぎ、お昼の時間となった。



「そう言えば、美莉亜は階級いくつなの?」


「まだ、決まってないみたい」



なんでもお昼も配給制らしい。



みんな手元にお弁当みたいな物がある。



「階級によって違うってホントなんだね」


杏里のお弁当と周りのお弁当を見てそう呟く。



「中等部でも数少ないゴールドなんだよー」



クラスメイトの1人が教えてくれた。


その言葉に照れたように頬を染める杏里。


「でも、このクラスには3人もプラチナがいるから。私なんて全然だよ」


プラチナが3人。



きっとそれがサボってる3人のことだ。




「美莉亜、私のお弁当わけようか?」


「ありがと。でも、私お腹すいてないしいいや」


「どこ行くの?」


「トイレ」


席を立った私に、ついてこうか?と声をかけてくれたが私は遠慮しといた。



ホントにトイレに行くわけじゃないし。